2016年度 夏合宿 終了! (8/13 up)
8月7日~12日まで5泊6日で行われた夏季強化合宿。天候の変化が激しい菅平高原において、一度も雨に降られることなく日程を終えられたことは久しぶりだ。
さて、今回の強化合宿。
テーマは「ゲームの組み立て」であった。
結果からいうと納得のいく試合展開は少なかった。
もちろん対戦させていただいた各校はみな素晴らしく、簡単に自分たちの思い通りの展開に持っていけるはずなどはないのだが。しかし、今回の合宿ではそれ以上に「準備」と「意識」の大切さを実感してもらいたい。ミーティングやグラウンドでは理解し表現できていても、実戦は違うのだ。頭で理解していることと、体で表現できることは違うのだ。まだまだチームに足りないもの。「本気になった者を相手に想定された準備(練習)」と「戦う意識」「忘れない意識」である。
最終日の試合など特に流れの悪い試合であった。繰り返し言うが御影高校の迷いなく前へ飛び出し、突き刺さるタックルを前に簡単に自分たちの流れが作れるなどとは思っていない。だが、間違いなく選手のプレーに丁寧さはなく、目の前のプレーと己のプレーだけに終始していた。当然、ゲームの流れなどもなかった。午後の出発を前に、すでに彼らの中で合宿は終わりを迎えていたのかもしれない。
、、、、、、。
と、ここまで厳しい言葉を述べたが、これはあくまでこの合宿のテーマを第一に評価をした場合である。合宿での試合数はA、B両チームを合わせて9校16試合。対戦成績は14勝1敗1分けである。流れが悪い中であっても勝ちきること。これは地力がなければ適わない結果である。
新たなポジションであってもそれに応えてくれた者。実力に磨きをかけてきた者。調子を上げてきた者。復帰しチームに厚みを加えてくれた者。痛みをこらえ意地を張って試合に出続ける者。1年生ながら可能性を感じさせてくれた者。列挙すればキリがない。
ケガをした者が出たことは非常に残念ではあるが、この合宿明けに復帰を予定する者もいる。
十分な成果ではないか。
「終わりよければすべて良し」。
最終日のレポートではそう述べたが、我々の「終わり」は合宿ではない。
秋の大会である。そして秋の大会は内容よりも勝つこと。
ひとつでも多く3年生とともに戦い続けること。
「結果よければすべて良し」である。
夏も残り半分。秋の本番まで残り二試合。
合宿での反省を活かし、本番へ向け最後の仕上げといこうじゃないか。
合宿にて対戦をさせていただきましたすべての選手並びに指導者のみなさま、本当にありがとうございました。これから始まる秋の大会において良い結果となりますよう応援しております。来年の菅平でもよろしくお願いいたします。
現地での応援や多くの差し入れなど、合宿を支えてくださいました保護者のみなさま、ありがとうございました。いよいよ3年生は最後の戦いへと走り出します。彼らの3年間が輝かしいものとなるように一層のご支援ご声援をよろしくお願いいたします。
さいごに。
最終日は気持ちよく終わらせるべきである。そう思っていた。ここまでもチームの特徴を考え、自分を抑えながら試合と練習を見守ってきた。だが、この合宿はもとより、最近の試合のなかでも最も大きく怒声をあげることになってしまった最終日の試合。もしこのような展開で負けるようなことがあったならば、もしそれが3年生の最後の試合となってしまうものであったならば、きっと後悔をする。独りよがりかもしれないが、チームの責任者としてそれは絶対にしたくない。きみたち3年生の3年間は顧問にとっても同じ3年間なのである。雨の日も風の日も横に立ち、支え続けてくれたマネージャーにとっても同じ3年という時間なのである。一つでもともに勝ち上がりたい。一日でも長くともに練習をしたい。その想いはグラウンドに立ち、直接戦うことのできる者だけに与えられたものじゃないだろう。いずれ迎える引退の時。その瞬間を悔いのないものにするために。今一度、自分に問いただせ。
「明日、引退を迎えることになったとき今の自分に悔いはないのか」。
さて、今回の強化合宿。
テーマは「ゲームの組み立て」であった。
結果からいうと納得のいく試合展開は少なかった。
もちろん対戦させていただいた各校はみな素晴らしく、簡単に自分たちの思い通りの展開に持っていけるはずなどはないのだが。しかし、今回の合宿ではそれ以上に「準備」と「意識」の大切さを実感してもらいたい。ミーティングやグラウンドでは理解し表現できていても、実戦は違うのだ。頭で理解していることと、体で表現できることは違うのだ。まだまだチームに足りないもの。「本気になった者を相手に想定された準備(練習)」と「戦う意識」「忘れない意識」である。
最終日の試合など特に流れの悪い試合であった。繰り返し言うが御影高校の迷いなく前へ飛び出し、突き刺さるタックルを前に簡単に自分たちの流れが作れるなどとは思っていない。だが、間違いなく選手のプレーに丁寧さはなく、目の前のプレーと己のプレーだけに終始していた。当然、ゲームの流れなどもなかった。午後の出発を前に、すでに彼らの中で合宿は終わりを迎えていたのかもしれない。
、、、、、、。
と、ここまで厳しい言葉を述べたが、これはあくまでこの合宿のテーマを第一に評価をした場合である。合宿での試合数はA、B両チームを合わせて9校16試合。対戦成績は14勝1敗1分けである。流れが悪い中であっても勝ちきること。これは地力がなければ適わない結果である。
新たなポジションであってもそれに応えてくれた者。実力に磨きをかけてきた者。調子を上げてきた者。復帰しチームに厚みを加えてくれた者。痛みをこらえ意地を張って試合に出続ける者。1年生ながら可能性を感じさせてくれた者。列挙すればキリがない。
ケガをした者が出たことは非常に残念ではあるが、この合宿明けに復帰を予定する者もいる。
十分な成果ではないか。
「終わりよければすべて良し」。
最終日のレポートではそう述べたが、我々の「終わり」は合宿ではない。
秋の大会である。そして秋の大会は内容よりも勝つこと。
ひとつでも多く3年生とともに戦い続けること。
「結果よければすべて良し」である。
夏も残り半分。秋の本番まで残り二試合。
合宿での反省を活かし、本番へ向け最後の仕上げといこうじゃないか。
合宿にて対戦をさせていただきましたすべての選手並びに指導者のみなさま、本当にありがとうございました。これから始まる秋の大会において良い結果となりますよう応援しております。来年の菅平でもよろしくお願いいたします。
現地での応援や多くの差し入れなど、合宿を支えてくださいました保護者のみなさま、ありがとうございました。いよいよ3年生は最後の戦いへと走り出します。彼らの3年間が輝かしいものとなるように一層のご支援ご声援をよろしくお願いいたします。
さいごに。
最終日は気持ちよく終わらせるべきである。そう思っていた。ここまでもチームの特徴を考え、自分を抑えながら試合と練習を見守ってきた。だが、この合宿はもとより、最近の試合のなかでも最も大きく怒声をあげることになってしまった最終日の試合。もしこのような展開で負けるようなことがあったならば、もしそれが3年生の最後の試合となってしまうものであったならば、きっと後悔をする。独りよがりかもしれないが、チームの責任者としてそれは絶対にしたくない。きみたち3年生の3年間は顧問にとっても同じ3年間なのである。雨の日も風の日も横に立ち、支え続けてくれたマネージャーにとっても同じ3年という時間なのである。一つでもともに勝ち上がりたい。一日でも長くともに練習をしたい。その想いはグラウンドに立ち、直接戦うことのできる者だけに与えられたものじゃないだろう。いずれ迎える引退の時。その瞬間を悔いのないものにするために。今一度、自分に問いただせ。
「明日、引退を迎えることになったとき今の自分に悔いはないのか」。